生殖医療の何が問題か価格: 1,785円レビュー評価: 4.5 レビュー数:3 不妊治療を受ける中で、どこまでの治療を受けてよいのか考える意味で読み始めました。デザイナーズベイビー・クローンについてなどはほかの生殖医療などに関する本に書いてあることと同じで特に真新しいところはありませんでした。不妊の原因について性感染症の蔓延という項がありますが、読んでいると不妊症の人は性感染症の可能性が高いということですが、そんなことはない!性感染症が原因でない人もたくさんいるし、不妊の人は性活動に関して問題があったと思われているようで、少し感情を害しました。そして作者のいろいろな生殖医療の考えが述べられていますが、結局は人類は自分たちの発展の過程でこのような医療は進むべくして行わざる ...さらに詳しい情報はコチラ |
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マザー・マシン―知られざる生殖技術の実態価格: 2,854円レビュー評価: 2.0 レビュー数:1 生殖医療のあらゆる形態を男社会、とりわけ家父長制を維持するために作られた
医学政治であると説く、アメリカを代表するフェミニズム運動家の著書。
本書に対する批判は、男という特権階級に身を置く者からの保身のためのそれである、
というフェミニストのステレオタイプ的前置きはさておき、80年代初めの著書なだけに、
情報も古く、知識も正確ではない。
なにより、生殖医療を家父長制を維持するための技術であるとしながら、家族そのものが
崩壊している現代において、家父長制とはいかなるものであるのか、という根幹の議論が
欠落してい ...さらに詳しい情報はコチラ |
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ピル博士のピルブック価格: 2,520円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 ピルについて出てくる様々な疑問、副作用や作用機序などについて丁寧に分かりやすく解説が加えられている良書。 また、Q&Aも充実しており、服用方法について疑問が湧いた場合にも本書を参考にすることで疑問を解消することが出来る。 ピル向けの入門書は単純化しすぎていて、実際に服用に際しての疑問や副作用についての細かい説明を求めようとした場合に不足があるが、本書の記述は十分な情報量があり、殆ど全ての疑問に答えてくれる情報が提供されている。 しかし、医療者だけに分かるように書かれている訳ではなく、ピルについて関心のある一般人でも十分に理解することが出来る。ピルによる避妊のみならず、妊娠・排卵 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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